HOME > 消化器内科/内視鏡センター よくある質問

よくある質問

胃の働きを教えてください。

食物を消化する作用と、腸に送り出す作用と大きく分けると二つあります。胃液と呼ばれる消化酵素にはペプシン、塩酸、粘液が含まれます。ペプシンは蛋白質を細かくする働きがあります。塩酸はペプシンを働かせる作用や鉄の吸収を助ける作用があります。粘液は胃を守って、胃自身が消化されるのを防いでいます。ここでは、食物は混ぜられ、粥状になります。胃は蠕動運動で食物を小腸に送っています。

よく蠕動(ゼンドウ)運動って聞くんですが、どんな運動なんですか?

ミミズの動き方を見たことがありますか?胃や小腸は一見それと良く似た動き方をします。ミミズやその仲間を蠕虫といいます。そこから蠕動運動と呼ばれるようになったのです。

大腸の構造とその働きについて教えて下さい。

大腸は、盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸からなります。大腸内では水分が吸収され糞便ができます。また大腸内には大腸菌をはじめとしたたくさんの腸内細菌が生息しています。腸内細菌は糖分や食物繊維を分解します。

ポリープとは?

粘膜上で正常な部分より盛り上がった形態を示す病変をいいます。 その形にはいろいろな形があり肉眼的には次のように分けられます。

Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型 Ⅳ型

大腸ポリープはがん化するものも多いと言われています。食道、胃、十二指腸はがん化するものは少ないと言われています。小さいポリープは原則として治療の必要はありませんが、それでも経過観察は必要ですので、一年に一回は定期検査を受けましょう。
また小さいポリープでも、幽門輪(胃の出口)に嵌頓するようなものはポリペクトミーにて切除が必要です。

消化器内科・内視鏡センタースタッフ紹介 交通案内・地図入院のご案内外来診療体制一覧医誠会病院ホームページ 外来受診のご案内 消化器内科/内視鏡センター スタッフ紹介 消化器センターだより 消化管のがん 内視鏡治療と早期発見<br>消化管がんはなぜ早期発見され治療されなければならないか? 炎症性腸疾患の顆粒吸着療法(GMA)・白血球除去療法(L-CAP) なぜ大腸がん検査が必要なの? よくある質問