腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)
─ 消化器内科と消化器外科のコラボレーションによる新しい低侵襲手術 ─
- (関連リンク)消化器内科/内視鏡センター

最小限の切除範囲で、胃の機能を温存
胃の中の腫瘍は胃の外からは分かりにくいため、直に手で胃をさわれない腹腔鏡下手術では難しいことが多く、以前は開腹手術となったり、腫瘍が胃の入り口(噴門)や出口(幽門)に近いと、胃全摘術、噴門側または幽門側胃切除術のような広範囲な胃切除となってしまうこともありました。LECSは内視鏡(胃カメラ)で胃の中から腫瘍を観察しながら、腹腔鏡下に胃を切除することによって、切除範囲を最小限におさえることができます。