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消化管のがん 内視鏡治療と早期発見
消化管がんはなぜ早期発見され治療されなければならないか?
消化管がんが進行したならば…
急性消化管出血による出血性ショック
- 慢性消化管出血による倦怠感、多臓器障害
- 消化管狭窄による食物(食道/胃)または便(便)通過障害、経口摂取困難
- 食道がん:食後のつかえ、嘔吐
- 胃がん:胃もたれ、嘔吐
- 大腸癌がん:便秘、穿孔による腹膜炎
播種、全身転移すれば…
播種による腹水/胸水、進行すると腹満、腸閉塞/呼吸困難
- がん性疼痛
- 悪液質による全身衰弱、栄養失調、死に至る
早期発見のために、症状のない元気な方こそ内視鏡検査を
早期の消化管がんはほとんどが無症状
早期の食道がんや胃がんはほとんどが無症状のため、自分では気がつかない
- ある程度大きくなってはじめて、嘔吐や胸のつかえなどの症状が出現する
- 早期のがんでは腫瘍マーカーや採血でも異常値があらわれない
早期がんならば、内視鏡によるおなかを切らない治療が可能
早期の消化管がんは、内視鏡的粘膜剥離術が適応に
- 臓器を切除することなく内側の粘膜を剥離するのみで治療できる
- 消化管のボリュームを落とさず治癒でき、治療後も治療前と変わらない食生活を保てる
- 開腹手術よりも入院期間が短く、負担が少ない
つまり、早期消化管がんを発見するには症状のない方々へどれだけ多くの内視鏡検査を受けていただくかにかかっています。
医誠会病院における内視鏡検査
医誠会病院 消化器内科/内視鏡センターでは、内視鏡検査を受けられる方への負担をすこしでも軽減させるため、ゆっくりとした動作で、丁寧に愛護的に検査を行います。
- 豊富な内視鏡検査・治療実績
- 最新の内視鏡で精度の高い診断が可能
- 鎮静剤を使用した苦痛の少ない内視鏡検査を実施
- 当院消化器外科との協力体制
定期的に内視鏡検査を受け、消化管がんの早期発見・治癒をめざしましょう。